目次
①他店でのクリーニング事故例
②原因と対策
③クリーニングの巴屋の取り組み
本文
Yシャツの素材には、綿100%、ポリエステル100%、綿とポリの混紡などがあります。
そして、通常は織物にして縫製しますが、最近は編物(ニット)にして縫製してあるものが販売されています。
ニット素材(ストレッチ素材ともいいます)は伸縮性があり、肌触りがソフトであるという特徴があります。
※ポリウレタン混紡のYシャツについても同様のことが言えます。
①他店でのクリーニング事故例
左の2枚のYシャツは、両方とも筆者が着用しているものです。(袖丈84cm)
ところが、左のニット素材のYシャツの袖丈が、通常のYシャツより10cm程度長くなっていることがわかります。
実際に着用してみると、ニット素材の袖が伸びていると判断できました。
ニット素材のYシャツのケアラベルには次のような記載があります。
それを、上のような仕上げ機にかけたため、袖を機械力で引っ張っられることとなってしまい、袖が伸びて戻らなくなったものと推測されます。
(対策)
ニット素材(ストレッチ素材)のYシャツについては、機械を用いて仕上げることは避けなければなりません。よってすべて手仕上げしなければなりません。
通常のYシャツは、機械仕上げができるため、
180円(税別)(会員価格)
でお受けしております。
これに対して
ニット素材(ストレッチ素材)のYシャツは、
380円(税別)(会員価格)
でお受けし、すべて手仕上げを行っております。